手術後の注意点や、日常のお手入れ方法をご説明します。
・手術後は安静にしていただき、当日の飲酒やお風呂はお控えください。
・静脈内鎮静法(セデーション)を行った場合は、手術後の運転はできません。
・お薬は医師からの指示通りにお飲みください。(但し、鎮痛剤は痛みが無ければ飲まなくて結構です。)
・お食事や歯ブラシは、手術後3時間ほどで麻酔が切れますので、その後でしたら可能です。但し、手術した部位で噛んだり、歯ブラシをあてることはお控えください。
・術後の出血が止まりにくい場合は、清潔なガーゼを噛んでください。
・手術後の数日間かは、歯茎や顎の腫れ、皮下出血が見られる場合があります。
・縫合した糸は1週間後に抜糸しますので、ご来院ください。
インプラントを安全に長持ちさせるためには、日常の歯磨き(ブラッシング)と定期健診が最も大切です。少なくとも、年に1回は定期健診を受けてください。
1年以上定期健診に応じられない方につきましては、当院は責任を負うことはできかねます。
インプラントも、歯と全く同じように、細菌が感染して「インプラント周囲炎」を起こすことがあります。症状を放置しておくと、悪化して膿が出たり、ひどくなるとインプラントが脱落してしまったり、あるいは除去しなくてはならない場合もあります。
「インプラント周囲炎」の疑いがある場合は、すぐに医院で診察を受けてください。細菌を除去することで、炎症を防ぐことができます。